初歩から学ぶ英語会話:タケシの留学 初級〜中級英語会話ポッドキャスト:Episode 12
57. Episode 12: Asking for Help on the Phone
2014/04/22
状況:バスを乗り間違えてしまい、慌てて降りたタケシ。ホストファザーのトムに携帯で電話して、どうしたらいいか尋ねてみる。
ポイント:
•困ったときに他人の力を借りるための表現
1.I have a problem「困ったことになって…」
2.Excuse me. Do you mind helping me? 「すみませんが、力をお借りしてかまいませんか」(特に見知らぬ人に助けを求める場合)
語句とルールの説明:
•It's me. 「僕だけど」
親しい人に電話して、自分であると名乗るのに使う表現。携帯電話のように自分の名前が相手の端末に表示される場合や、自分の声をわかってもらえることを前提に、このように言う。また、“It's Takeshi.” 「タケシだけど」と名前を言うこともある。
電話をかける相手が親しい人でなければ、 “This is Takeshi Ito speaking.” 「こちらはイトウ・タケシです」というように、“this” という代名詞を使う。電話のフォーマルな会話では、自分を指すのにも、相手を指すのにも “this” という代名詞を使うのが基本である。
(例文)Hello, is this the Green residence? 「もしもし、グリーンさんのお宅でしょうか」
•I have a problem. 「困ったことになったんだけど」
この場合の “a problem” は「困った事態」を意味する。
•What's the matter? 「どうしたんだい?」「どうしたの?」
•take a bus 「バスを利用する」「バスに乗る」
•take the wrong bus 「バスを乗り間違える」
•get off 「(バスや電車などを)降りる」
「(車を)降りる」は “get out (of) a car”
•
•I'm not sure. 「よくわからない」「自信がない」
全くわからなかったり、さっぱり見当のつかなかったりするときは “I have no idea.” とか “I don't know.” と言うが、それらの表現は、ときとして相手を突き放したように聞こえることがある。確認すればわかりそうな場合や何かしら見当がつく場合は “I'm not sure.” という表現を使うほうがよい。
•sign 「看板」
•the sign for the Blue Lake Hotel 「ブルーレイク・ホテルの看板」
•flag a taxi 「(手を振って)タクシーをとめる」
この “flag” は動詞として使われていて「手を振って合図する」という意味。
上昇調のイントネーション。
•Make sure ... . 「必ず……して(ください)ね」「……することを確認して(ください)ね」
“Make sure (that) + 文 ” のパターンの例文:
(例文1)Make sure all the windows are shut. 「窓が全部しまっているか確認してください」(話すときは接続詞 “that” が省略されることが多い)
“Make sure to 原形動詞 ” のパターンの例文:
(例文2)Make sure to bring your lunchbox back! 「弁当箱を忘れずに持って帰ってきてね!」
•in front of ~ 「~の前で」
•pick ~ up / pick up ~ 「(人を)迎えに行く」「(人を車に)乗せてあげる」
(例文1)I'll pick you up at your house around eight. 「8時頃、お宅に車で迎えに行きましょう」
(例文2)Can you pick me up at the airport? 「空港まで迎えに来てくれる?」
困ったときは誰かに助けを求めましょう! タケシのように誰か知り合いに電話するか、あるいは周囲に人がいれば尋ねるかして、助けてもらうのが手っ取り早いだろうと思います。そうした場合に備えて、道を尋ねたり、助けを求めたりするための英語表現をしっかり身につけておきましょう。
「車に乗せてあげよう」と見知らぬ人が言ってくれることがありますが、本当に親切で言っているのか、他に目的があってそう言っているのか、見分けられませんから、そういう場合は断るのが無難だろうと思います。