MIKE’S PODCAST 28 : その箱を取ってくれない?
MIKE’S PODCAST 28 : その箱を取ってくれない?
2010/05/07
Mikeより:キャシー先生って、おもしろいんだよ。保育園の部屋の中におうちをつくろうなんて言うんだもん。ボクは考えたこともなかったなぁ。どんなおうちをつくろうかなぁ?
ポイント:
*ストレートに依頼するときの表現
“Can you + 原形動詞?" 「〜してくれない?」
here 「ここに」
Let's build a house here. 「ここに家をつくりましょう」
“Let's + 原形動詞” 「〜しよう!」という表現は自分の意見をストレートに相手に投げかける提案のしかた。先生などの立場にいる人は “Let's + 原形動詞” のパターンを使うとリーダーシップを発揮することができる。“Let's + 原形動詞” は MIKE'S PODCAST 12 でも扱ったので、そちらもチェックして復習しよう!
In this room? 「この部屋の中に(家をつくるの)?」
Sure. 「(もちろん)そうよ」
Mike, can you get me that box? 「マイク、あそこの箱を(私に)取ってくれない?」
“Can you + 原形動詞 ?” のパターンは、「〜してくれますか」と頼むときによく使う。また、このパターンの最後に “please” をつけて “Can you + 原形動詞, please?” のように使うことも多い。ただし、これらはストレートな依頼の表現で、このエピソードのキャシー先生とマイクのように年上の者が年下の者に頼むとき、親しい友だちに頼むとき、親が子どもに頼むときなどに使う。通常、大人が他人に依頼するときは “Would you + 原形動詞 ?" のパターンを使うことが多い。
MIKE'S PODCAST 22 では、「〜してもよい」という許可を表すのに助動詞 “can” を使っている。話し言葉での中で使われる助動詞 “can” は「〜できる」とか「〜する能力がある」という能力を表すことよりも許可や依頼を表す頻度の方が高い。
『続・子どもに教える大人が初歩から学ぶ英語』 Lesson 10 Short Dialogs 第3話 より