エピソード 10:シャンプが いるんだけど……
エピソード 10:シャンプが いるんだけど……
2015/03/22
マイクより:シャワー中に、シャンプーのボトルが空っぽなのに気づいて……
ポイント:
•何か物がほしいときに「~がいるんだけど」とお願いする表現 “I need + 名詞”
•“Give + 人 + 物” 「人に物をください」のパターン
語句とルールの説明:
・I need shampoo. 「シャンプーがいるんだけど」「シャンプー(持って来て)ちょうだい」
何かを取ってと誰かにお願いするような場面では “I want + 名詞” より “I need + 名詞” を使う方がよい。
“I want + 名詞” 「~がほしいんだ」という表現は、わがままに聞こえたり、幼稚に聞こえたりすることが多い。
・shampoo 「シャンプー」
/ʃæmpúː/ とうしろの方にアクセントをおいて発音する。
・Give me the bottle. 「そのボトルをこっちに(渡して)」
“Give + 人 + 物” 「人に物をください」のパターン
“Give me” の発音をするときは、うしろの /m/ の準備のために摩擦音 /v/ を出す間がないので、唇を閉じて /m/ のポジションに移動して、そのまま “me” の /m/ につなぐ感じで /gı́(m)mi/ と発音する。すなわち、/v/の音は次の/m/に同化するので「ギムミィ」のようになる。
・a few 「2、3の」「少数の」
・more 「もう」「あと」「これ以上の」
・second 「秒」
複数形は “seconds”
・Wait a few more seconds. 「あと、もうちょっと待って」
お願いするときに使う命令文
“second” は「秒」という意味なので、“a few more seconds” は文字通りに訳すと「あともう2、3秒」ということになるが、実際は「あと、もうちょっと」という短い時間を示す。
【人称代名詞の目的格 “me” と “you”】
動詞や前置詞の目的語に代名詞を使う場合は目的格にします。
・ 動詞の目的語として使う場合
(例文1)Give me the bottle. 「そのボトルを(私に)ちょうだい」
(例文2)I love you. 「あなたのことが大好き」
・前置詞の目的語として使う場合
(例文3)Listen to me. 「(私の言うことを)よく聞いて」
(例文4)It's for you. 「あなたへの電話です」