マイクより：

ルーシーは、ゲームソフトをたくさん持ってるんだ。ルーシーんちに行って、いっしょにゲームしようっと。

ポイント：

＊“Sounds + 形容詞” 「〜のように聞こえる」の パターン

語句とルールの説明：

・Nintendo 「ファミコン」「ファミコンソフト」「任天堂のゲーム」

・play Nintendo  「ファミコンをする」「任天堂のゲームをする」

・Let's play Nintendo.  「ファミコンしようよ」

マイクはルーシーを積極的に誘うのにこのセリフを使っている。

“Let's + 原形動詞” 「〜しよう！」という表現は、自分の意見をストレートに相手に投げかける提案のしかたで、リーダーシップを発揮したいときに、よく使う。また、家族や親しい友人などを誘うのに、気軽に使う表現でもある。

ただし、相手の意見を尊重する態度に欠けるので、あまり親しくない人に、いきなり “Let’s ~ .” と 誘うことは、ほとんどない。また、親しい友人であっても、相手の意向が気になるときには使わない。

・Sounds good.  「いいね」「よさそうね」

“Sounds + 形容詞” 「〜のように聞こえる」の パターン

相手の提案を支持するときによく使う表現

“That sounds good.” が元々の表現。話すときは、主語の “That” を省略することが多い。この主語 “That” は相手が直前にした提案を指す。

“Sounds + 形容詞” の パターンを使った他の例文：

（例文１） Sounds difficult.  「むずかしそうだね」

（例文２） Sounds familiar.  「よくある話だね」「前に聞いたことがあるような気がするね」

・Which one?  「どのゲームソフト？」「どれ？」

代名詞 “one” は “game” あるいは “Nintendo” をおきかえたもの。

選択肢の中から「どれ？」と尋ねるときに、疑問詞 “which” を使う。選択肢は２つだけでも、３つ以上でも構わない。

選択肢が想定できず、「いったい、どれ？」と尋ねるときには、 疑問詞 “what を使う。

（例文１）Which building is your office in? 「君の会社は、どのビルに入ってるの？」（ビル街を見渡しながら）

（例文２）What planet are you from? 「いったい、どこの星から来たんだ？」「正気？」「気でも狂ったのか？」

・the latest  「最新(の物)」

“latest” は “late” の最上級。

形容詞の比較級と最上級については MIKE'S PODCAST 21 で扱っているので、そちらを復習しよう！

現在では、少し翳りを見せ始めた任天堂ですが、 全盛期の時代、先進国の子どもたちが「日本」イコール「任天堂の国」だと認識するほどの人気でした。このゲームで遊んだ覚えのある人は多いので、 “Nintendo” は 今もなお、世界に通じる言葉だと言ってよいでしょう。